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口呼吸に注意！

みなさん、普段の呼吸について一度見直してみませんか？

ここ数年はマスクの着用が当たり前になり、周りから見えない、息苦しいという理由で、口呼吸をする習慣が身についている方も多いようですね。

ですが、口呼吸は見た目だけでなく、健康にも悪影響を及ぼすことが分かっています。
開いた口からは、細菌やウイルスが簡単に入り込むことができます。
しかし、鼻呼吸をすることで、粘膜が細菌やウイルスの侵入をブロックする役割を果たし、感染リスクを低減できるのです。

また、お口の中の健康にも影響があります。
まずは虫歯や歯周病のリスクです。
口が開いているということは、口内が乾燥してしまうため、虫歯や歯周病の原因菌が増殖する好都合な環境を生み出してしまうのです。
しかし、口を閉じ唾液が分泌されている状態なら、自浄作用や再石灰化が促進され、それらの病気から守ってくれるのです。

さらに、あまり知られていないかもしれませんが、口呼吸は歯並びにも影響します。
普段から口を閉じている人は、舌が上顎に適切な位置にあるため、筋肉のバランスが整っています。
しかし、口呼吸によって舌の位置が乱れると、歯列が乱れたり、口を閉じにくくなることがあります。

マスクをしないことが増えてきた今こそ、自分の呼吸に意識を向けてみてください。