コーヒーが歯に与える意外な影響とは?

毎朝欠かせない一杯のコーヒー。
香り豊かなコーヒーは、心をリラックスさせ、一日の活力を与えてくれます。
今回は、コーヒー好きの皆さんに、知っておきたいコーヒーと歯の関係性についてご紹介します。

コーヒーが歯に与える影響というと、着色汚れや虫歯の原因になるといったマイナスのイメージを持たれる方が多いと思います。
しかし実は、コーヒーは歯周病の予防に効果を発揮することがわかっているのです。

コーヒーに含まれるクロロゲン酸という成分は、すい臓の働きを活性化させ、糖尿病を予防するためのインスリン分泌を増加させる効果があります。
歯周病は糖尿病のリスクを高めると言われていますが、また逆も然りで、糖尿病は歯周病のリスクを高めます。
糖尿病を予防することで、唾液量の分泌や白血球の機能の低下も防ぐことができ、結果的に歯周病予防につながるのです。

一方でイメージの通り、コーヒーは、色素が歯の表面に付着しやすく、着色汚れの原因となるというのも事実です。
また、コーヒーを熱い状態で飲むと、歯のエナメル質が傷つき、歯の敏感になったり、虫歯になりやすくなったりする可能性も指摘されています。

コーヒーを楽しみながら歯周病を予防するためには、熱いコーヒーは少し冷ましてから飲む、歯に直接コーヒーが触れないようにストローを使うなどの工夫が必要です。
また、たっぷり砂糖を入れたコーヒーや、コーヒーと一緒にお菓子をたくさん食べたりしては、かえって歯周病のリスクを高めてしまいますので要注意です。

このように、歯周病予防を意識することで、コーヒーの選び方や楽しみ方は変わってくるでしょう。
コーヒーブレイクの後は、歯磨きも忘れずに!

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