痛みがなくても要注意。歯周病は静かに進行します
歯周病は、静かにゆっくり進む気づきにくい病気です。
痛みがないまま進行するため、初期の段階ではほとんどの方が自分では気づけません。
気づいたときには歯ぐきが下がっていたり、歯がぐらついていたりと、すでに大きな変化が起きている場合もあります。
こうした状態になると元に戻すのが難しく、歯を失う原因にもつながってしまいます。
初期の歯周病は、ごくわずかな腫れや出血など、自分では「強く磨きすぎたのかな?」と感じる程度のサインしか出ないことが多くあります。
しかし、この小さな違和感こそが注意したいポイントです。
炎症が続くと、歯を支える骨がゆっくりと失われ、症状が進行していきます。
歯周病を防ぐために欠かせないのは、毎日の丁寧なセルフケアです。
歯ブラシに加えて、歯間ブラシやデンタルフロスを使うことで、歯と歯の間の汚れもしっかり取り除くことができます。
特に就寝前は、お口の中を清潔に保つ大切な時間ですので、少しだけ丁寧にケアしてみてください。
さらに、数か月に一度の歯科でのチェックとクリーニングは非常に有効です。
ご自身では取りきれない汚れや歯石を除去し、歯ぐきの炎症を予防することで、健康な状態を維持しやすくなります。
「最近歯ぐきが腫れている気がする」「口の中がネバつく」「口臭が気になる」
こうした小さな変化は、歯周病の初期サインかもしれません。
早めに受診することで、軽い段階で治療をスタートでき、歯を守る可能性が広がります。
歯周病は誰にでも起こりうる「お口の生活習慣病」です。
適切な予防と早期ケアによって、今ある歯を長く大切に使い続けることができます。
痛みがなくても、ぜひ一度、お口の状態を見直してみてください。
私たち歯科医院では、一人ひとりの生活習慣やお口に合わせたケア方法をご提案し、健康な歯ぐきを保つお手伝いをしています。
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