歯周病はどう進む? ― 検査でわかることと、納得して選ぶ治療
「歯周病」という言葉は知っていても、それがどのように進んでいくのかまでは、意外と知られていないかもしれません。歯周病は、痛みなどの自覚症状が出にくいまま、少しずつ進んでいくことが多い病気です。くるみ歯科は、予防歯科と歯周病治療に重点を置き、できるだけ歯を削らない・抜かないという考え方を大切にしています。今回は、歯周病の進み方と、検査や治療の考え方についてご紹介します。
■歯周病の進み方
歯周病は、歯と歯ぐきの境目にたまった汚れ(歯垢)の中の細菌が原因で起こります。
◇はじめの段階:炎症が歯ぐきにとどまっている状態です。歯ぐきが赤く腫れる、歯みがきのときに血が出るといった変化がみられます。この段階では、ていねいなケアによって状態が落ち着くことが期待できます。
◇進んだ段階:炎症が歯を支える骨にまで広がり、歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)が深くなっていきます。歯ぐきが下がって歯が長く見える、口のにおいが気になるといった変化が出ることがあります。
◇さらに進んだ段階:歯を支える骨が大きく失われ、歯がぐらついたり、噛むと違和感があったりします。この段階になると、歯を残すことが難しくなる場合もあります。
■検査でわかること
歯周病の状態は、見た目だけでは正確に判断することができません。一般的な歯周病の検査では、細い器具で歯と歯ぐきのすき間の深さを測る、出血があるかどうかを確かめる、歯の揺れ具合を見る、といった方法でお口の状態を確認します。こうした結果をもとに、どの歯がどの程度の状態なのかを把握していきます。
■説明を受け、納得して選ぶ治療
くるみ歯科では、インフォームド・コンセント、つまり十分なご説明とご理解・ご納得を基礎とした治療を大切にしています。検査の結果をわかりやすくお伝えし、考えられる治療の選択肢や、それぞれの特徴をご説明したうえで、患者さんと一緒に進め方を決めていきます。歯周病の治療は、歯石や汚れを取り除く処置と、毎日のセルフケアの見直し、そして定期的な確認を組み合わせて進めることが基本です。状態や生活の仕方に合わせたオーダーメイドの治療計画をご提案します。
■早めに知ることが、歯を守る近道です
歯周病は、早い段階で気づくほど、歯を削ったり抜いたりせずに対応できる可能性が高まると考えられています。秋は、健康づくりの機会として検診が呼びかけられる季節です。「歯ぐきから血が出る」「最近歯ぐきが下がってきた気がする」という方はもちろん、特に気になる症状がない方も、この機会に一度、歯ぐきの状態を確認してみませんか。どうぞお気軽にご相談ください。
※効果・適応には個人差があります。詳しくは診察時にご相談ください。
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