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口臭と歯磨きについて

欧米の習慣の特色として、日常的に「キス」をする文化があります。
そのため、欧米人は日本人と比較すると、口臭に対する意識が高いと言われています。

日本人の年間の歯ブラシの使用本数は、平均約４本。
3ヶ月に1度交換する程度です。

それと比べて、ドイツ人の年間の歯ブラシの使用本数は約20本。
月に1.5本以上使うことになります。

欧米人は口臭対策として、日本人よりも歯を良く磨くことが習慣になっているのです。
歯を磨く頻度はキスの頻度に比例するというデータもあるようです。

日本には、ブレスケア用品や口臭予防のガムやサプリメントが多いですね。
ドイツ人からしたら、そんなブレスケアよりも、歯を磨けばいいのに！と思っているでしょう。

口臭の主な原因は、口の中でバクテリアが繁殖することで発生する臭いです。

正しいお口のケアが習慣づいていないことで、口内で口臭の原因となるバクテリアが発生し、それが蓄積することで口臭が発生します。

バクテリアは歯磨きをきちんとしなかったときや、脱水状態にあるとき等に舌の上に発生します。

日本人は「歯を磨く＝虫歯予防」という意識が強いですが、歯を磨くことで口腔内を清潔に保ち、口臭予防にも繋がるということを、もっと意識できれば良いなと思います。